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イベントリザルト

2014 CR-Z 10リッターチャレンジ

鈴鹿 2&4 レース
CR-Z 10リッターチャレンジ 4.12 鈴鹿リポート

CR-Z 10リッターチャレンジ 4.12 鈴鹿

 Honda Sports & Eco Program CR-Z 10リッターチャレンジ4.12 鈴鹿が、4月12日(土)鈴鹿サーキットで「鈴鹿2&4レース」のサポートレースとして開催された。


【Ecoチャレンジ】天候:晴れ / 路面:ドライ

 8時30分より公式予選となるEcoチャレンジが開始された。今回の基準ラップタイムは3分00秒に設定。この条件の中で最もガソリンの消費量が少なかったのは、昨年の10リッターチャレンジ8.17鈴鹿(鈴鹿1000kmレース)の優勝者#12鷹取剛司の0.698リッターで、タイムは2分57秒367。2番手は昨年のこのレースの優勝者である#16渡邊勇輔で、燃料消費量は0.701リッター、タイムは2分59秒427。3番手には0.732リッターの#3磯田尚孝、以下#8阪口友弥、#13望田佳子、#1稲垣晃が続いた。


【10リッターチャレンジ】天候:晴れ / 路面:ドライ

 今回8周のレースで使用できるガソリンの量は6リッター。これまで鈴鹿サーキットで10リッターチャレンジは4回行われ、その中で最も厳しかったのは6.4リッターで、今回の6リッターはそれを上回る厳しい設定となった。

 16時25分、10リッターチャレンジ決勝レーススタート。 ホールショットを奪ったのはポールポジションの#12鷹取。上位集団はほぼ予選順位のまま1コーナーへ進入していく。オープニングラップをトップで戻ってきたのは#12鷹取、2番手には序盤からペースを上げる#13望田が浮上。以下#16渡邊、#1稲垣、#3磯田、#8阪口が続く。

 2周目に入ると#1稲垣が#13望田をパスして2番手にポジションアップ。一方前半ペースを押さえる走りの#16渡邊は5番手まで順位を下げ、中盤以降に勝負を賭ける様子。

 トップの#12鷹取はレース後半になってもペースは衰えず快走を続ける。その後方では2番手の#1稲垣がハイペースの走行で燃料を使いすぎ、後半は燃料を節約する走りを強いられ、徐々に順位を下げてしまう。後半にポジションを上げてきたのは#16渡邊で、序盤で貯金しておいた燃料を使ってペースを上げ、6周目には#13望田を抜き去り2番手まで浮上。#13望田は3番手まで順位を落としたものの表彰台の可能性を残して走行していたが、チェッカー直前に燃料を使い切ってしまいペースを落としたところを#8阪口に抜かれてしまう。

 #12鷹取は終始ペースを崩さずトップでチェッカーフラッグを受け、鈴鹿2連勝を飾った。2番手には#16渡邊、3番手には#8阪口が入った。


優勝した#12鷹取選手のコメント

「練習の時以外は常に調子がよかったです。タイヤもSタイヤからNEOVAに変わりましたけど思っていたほど影響はありませんでした。決勝は後ろが混戦になっていたので少し余裕がありました。ガソリンもチェッカーを受けたと同時ぐらいに使い切りました」


岡田秀樹氏のコメント

「このレースは目標を持って走ることが大切です。最初に限界を知り、課題をクリアして一歩ずつ進歩していくことが重要です。今日はマナーも良く素晴らしいレースでした。昨日から今日にかけて進歩した方もいらっしゃいました」