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イベントリザルト

2013 CR-Z 10リッターチャレンジ

インターナショナル SUZUKA GT サマースペシャル
CR-Z 10リッターチャレンジ 8.17 鈴鹿リポート

CR-Z 10リッターチャレンジ 8.17 鈴鹿

 Honda Sports & Eco Program CR-Z 10リッターチャレンジ8.17が、8月17日(土)に三重県鈴鹿サーキットで2013スーパーGT 第5戦Pokka Sapporo1000kmのサポートイベントとして開催された。


【Ecoチャレンジ】天候:晴れ / 路面:ドライ

 午後から行われる10リッターチャレンジ決勝レースの予選となる20分間のEcoチャレンジが、8時40分よりドライコンディションで行われた。今回の基準ラップタイムは3分03秒。このタイム以内の周回で最もガソリンの消費量が少なかったのは#18磯田尚孝の0.619リッターでタイムは3分2秒478。2番手には0.626 リッターの#10鷹取剛司、3番手には今回初レースの#12渡邉大輔、以下#1渡邉勇輔、#9稲垣晃、#11望田佳子が続いた。3番手の#12渡邉と4番手の#1渡邉は双子の兄弟で、今回はふたり揃って表彰台を狙う。鈴鹿サーキット公式レースアナウンサーの#5辻野ヒロシは、ペースをつかむことができず最後尾からのスタートとなった。


【10リッターチャレンジ】天候:晴れ / 路面:ドライ

 10リッターチャレンジ決勝レースは16時40分より開始された。今回のレースは8周、使用できるガソリン量は6.8リッターに設定された。

 16時45分、レッドシグナルが消え、14台のマシンが1コーナーへ向かって行く。先頭で1コーナーへ飛び込んで行ったのは#10鷹取。これに#18磯田、#1渡邉、#12渡邉、#11望田が続く。

オープニングラップを先頭で戻ってきたのは#10鷹取。2番手には#18磯田、以下#1渡邉、#12渡邉、#11望田の順でメインストレートを通過して行く。

 今回のレースは燃料に余裕があるのか上位陣はハイペースで周回を重ねる。レース序盤はトップ5に順位の変動が無く、動きがでたのは5周目であった。ここまで2番手をキープしていた#18磯田が4番手まで後退。替わって#1渡邉と#12渡邉がそれぞれポジションをひとつ上げ、兄弟で表彰台の夢が近づいてくる。

 その後も上位陣に順位の変動は無く、結局#10鷹取は一度もトップの座を譲ること無くチェッカーを受ける。2番手には#1渡邉、3番手には#12渡邉が入りレースは終了した。


優勝した#10鷹取選手のコメント

「福岡から来たかいがありました。優勝できて嬉しいです」


2位入賞した#1渡邉勇輔選手のコメント

「ただ暑いの一言です。でも凄く楽しかったです。これで1、2、3位の盾を全て手に入れることができました。来年も出場したいと思いますので、よろしくお願いします」


3位入賞した#12渡邉大輔選手のコメント

「初めてのレースだったのですが、表彰台に上がれて嬉しいです。また機会がありましたら皆さんと楽しくレースをしたいと思います」


初レースドライバーを代表して #5辻野選手のコメント

「いつもレースを実況している立場で、上から目線で実況している感じなんですけど、もうこれからはプロのドライバーに偉そうに言えなくなりますね。初レースでいい経験をしました。このクルマに慣れるのに時間がかかってしまい、なかなかペースをつかむことができませんでした。今日は松井さんといいバトルができて嬉しいです。レース前に山本アナウンサーから『辻野さんは松井さんとバトルになると思う』と言われ、最終ラップにベルガーみたいにガス欠になって最終コーナーで譲る形になるって言ってたんです。これが実現できて完璧でした。皆さんがまたレースをされる時はこの経験を活かして一生懸命実況します。皆さんはこれからもこのプログラムに参加して盛り上げてください。私は実況で盛り上げます」


岡田秀樹氏のコメント

「スタートの時、何人かの方がグリッドでブレーキを離して動いていました。でもフライングはとらずにセーフにしました。思い当たる方がいらっしゃると思いますが、あれがスーパーフォーミュラであれば確実にペナルティでした。初めての方はスタートはどうでしたか?オーバーレブされた方はドキドキしていたんでしょうね。トップ4の方たちは最後に順位が変わると思っていたんですが、変わりませんでしたね。かつて無い、つまらないレースでした(笑)。でもそれは急に速く走ろうと思っても、なかなか上手くいかないんですね。みなさん同じタイミングで仕掛けたんですね。だからゼンタイのペースが上がっただけで順位変動が無かったんです。上位で走れなかった方は、今後どうしたら上位で走れるかが大事です。モータースポーツは奥が深く、でも努力は裏切らないのでたくさん練習すれば結果がついてくると思います。もうじき表彰台という方も見受けられました」